Dev Protocol 2022年ロードマップ 日本語版

Mayumi
所要時間, 1分
初級

Dev Protocol 2022年ロードマップ 日本語版
ソーシャルトークンローンチパッド、新しいトークノミクス、現実世界のPerks(サポーター特典)

現在、NFTなどの新しい経済手段の登場によってクリエイターエコノミーへの注目はかつてなく高まっています。Devプロトコルは、全てのクリエイターの創造力を最大化することをビジョンに、OSS開発者にトークンを通じた新しい収益化手段を提供してきました。

先日発表したDev Dapp Starter Grants 採択プロジェクトでもわかる通り、Devプロトコルを使うとさまざまな分散型サービスを構築できるのは事実ですが、多くの人には「Stakes.social」でできることが全てだと思われていたように感じています。昨年の間にフォーラムには1000件近くのフィードバックが投稿され、その多くは新しいクリエイターがDEVプロトコルを利用できるようサポートしてほしいというものでした。

そこで、2022年のもう間もなく、多くのクリエイターがDEVプロトコルを始めやすくなる、新しいDappを発表できることを非常に嬉しく思っています。

1.すべてのクリエイターがDAOをスタートできる、ソーシャルトークンローンチパッド permalink

2021年は間違いなくNFTが盛り上がった一年だったと言えるでしょう。そしてもう一つ、盛り上がっているものにDAOがあげられるでしょう。DEVプロトコルは、2018年からクリエイターがプロジェクトの持続性を実現できることを目的に開発しており、DAOに必要とされるすべてが備わっていることは不思議ではありません。

ソーシャルトークンローンチパッド

新しいDapp, Launchpad (仮称) では以下のことができるようになります。

  • SNSアカウントなどを認証したソーシャルトークンの発行
  • チームやコミュニティとソーシャルトークンを共同保有する
  • DEVトークンを通じたインセンティブ分配

このLaunchPadは、ソーシャルトークンを発行したいクリエイター向けダッシュボードとして独立しており、DAOのマネジメントに最適なものです。Dev Protocol で発行されたソーシャルトークンは、Dev Protocol を使った Dapps を好きなように組み合わせて利用することが出来、プロジェクトの規模や目的に応じて、自在な成長を遂げることができるでしょう。

ユースケースは何ですか? permalink

DAOを雇用の場として想像してみてください。あなたのスキルは、いくつかのDAOで経済的インセンティブに変えることができます。ラディカル(急進的で激しい)な生活が心配な場合は、DAOギルドに参加して、誰かにマネジメントをお願いすることもできます。OSS、YouTube、Discordサーバーなどがソーシャルトークンを持ち、DAOを構築すれば、まさに創造への貢献で生きていくことができるようになるでしょう。金融分野ではすでに多くのDAOが成功しており、今年、これがクリエイター経済を変え、業界を変革することは容易に想像できます。DEVプロトコルが開発している新しいDappは 、彼らの最初の選択肢にふさわしいはずです。

2.MAXIE: 新しいトークノミクス permalink

昨年は、いくつかのトークノミクスアップデートの提案についてディスカッションに参加いただいたみなさん、有難うございました。私たちは、みなさんのディスカッションからヒントを得て、全く新しいトークノミクスをフォーラムに提案しました。
https://community.devprotocol.xyz/t/rfc-wip-maxie-the-instrumentality-tokens-for-dev-maximized-creator-economy-tokens/486

MAXIEとは、Maximized Creator Economy Tokens のことで、DEVトークンを補完するトークンとして機能します。Dev Protocol Treasury=分散型クリエイターエコノミーに預けられた全てのクリエイタートークンをトークン化するものです。MAXIEは、1つの取引ですべてのクリエイターをサポートする機能を提供し、クリエイターエコノミーの価値を取り込むことでDEVの価値を向上させます。そのリターンに、MAXIEはDEVとエコシステムに、より直接的な正のフィードバックループを生み出します。
MAXIE: 新しいトークノミクス

DEVトークンにどんな影響がありますか? permalink

ステーキングで増やしたDEVトークンを売らずに長期保有するインセンティブを作りたいという要望は、以前より熱心なコミュニティメンバーからあがっていました。MAXIEは、クリエイターを支援するDEVステイカーがクリエイタートークンの一部をファームすることを可能にし、MAXIE保有者は拡大し続けるクリエイタートークンプールのシェアを獲得することができます。これは、クリエイターを支援するためのDEVトークンと補完関係にある、クリエイターエコノミーのためのトークンです。

3.現実世界のPerks(サポーター特典) permalink

Perksを待っていただいている方がとても多いことを知っています。Perksのアイデアを最初に発表したのは昨年でしたが、サポーターの証明をつくるために、まず私たちは sTokenを開発しました。そして、クリエイターから NFT を Perks として配りたい、という要望が多かったことから、sToken のカスタマイズ機能をリリースしました。sTokenの誕生を通じて、Unlock や CoinVice などのWeb3プロジェクトとのインテグレーション性は飛躍的に向上しました。

Perksの次の展開はなんですか? permalink

DEVプロトコルの起源が、OSSではなく、日本の伝統セクターであることをご存知の方もいるかと思います。私たちは、現在彼らとのパートナーシップについて話し合っており、DEVトークンを使って職人や文化財の支援ができるようになる未来が近づいています。また、サポーターがプロジェクトのVIP会員となり、サポーター向け限定商品やサービスを購入したり受け取ることができる未来も想像しています。私たち自身も、このような新しいパートナーシップの発表をとても楽しみにしています。

DEVプロトコルの起源

最後に permalink

私たちは昨年末より隔週でCommunity Hourを開催しています。それは、アメリカタイム、ヨーロッパタイムで順番に開催されています。DEVプロトコルチームだけでなく、全てのコミュニティメンバーがDEVプロトコルについて自由に話したり、質問に答えるカジュアルな時間です。私たちのマイルストーンの最新の状況が知りたい方は、ぜひ参加して一緒にお話しましょう。私たちは常に、みなさんからのフィードバックにオープンでいます。

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